雄勝石製品について
雄勝硯生産販売協同組合では、伝統的な雄勝硯の各製品から、現代的な皿や花器などオリジナル製品の開発、生産販売をしています。
オリジナル製品のご相談も受け付けていますのでお気軽にご連絡ください。
硯(すずり)
600余年の伝統と技が光る、雄勝玄昌石製品の原点。
天然石硯
規格サイズに切断した硯材の四隅を人工的に取り除き、石の形を自然風に加工。
似た様な形ができ量産も対応できます。
角型硯
硯製作の基本形です。小学生が使用する書道バックに組まれている学童用硯として知られています。
硯職人は、角型硯が彫れて初めて次のステップに移り、中級品以上の硯が彫れるようになります。
天然共蓋付硯
天然石硯の蓋付硯です。1枚の石を硯蓋と硯本体に割り製作しています。
手を休めるときなど、蓋をしておけば墨が乾きません。
テーブルウェア
料理を引き立たせる漆黒の佇まいは、上質な食の時間を演出します。
多目的プレート
サイズは210×210の4枚セットの他に270×270の商品もあります。
パーティープレートなどにお薦めです。
長角皿台付
雄勝石の割肌を活かし、皿本体の高さを出すため別の石を貼り合わせています。
丸皿ラフカット
押し切り加工により人工的に自然の風合を出しています。1枚1枚異なる表情をお楽しみいただけます。
雄勝石製品ができるまで
1.砕石
露天掘りにより、原石を採掘します。
2.切断
選別された良質の原石を、製品の大きさ・厚さ・形を考えて切断します。
3.砂磨り
切断した原石を円盤状の回転すり盤機の上にのせ、そこに川砂と水を流し込み、表面の凸凹を削り滑らかにします。
4.成型
形を整え、硯、食器、クラフト品に加工します。
5.磨き
成型しあがった石を砥石、耐水ペーパーを使い丁寧に磨きます。
6.仕上げ
伝統的な技法を用いて製品に仕上げます。
保温性と保冷性
雄勝石皿と一般的な磁器皿の保温性と保冷性についてサーモグラフィで温度変化を計測・比較しました。
食器の保温性と保冷性
”おいしい料理”を”おいしく保つ”性能
雄勝石皿は最高級の硯にも使われている雄勝石(粘板岩)を切り出して作られています。雄勝石は粒子が均質で光沢があり、吸水率が低く、化学作用や経年にも変質しない性質をもっています。また、温めれば冷めにくく、冷やせば冷たいままといった「保温・保冷性」にも優れているので、料理皿としても実用性に優れた製品です。
今回、科学的に雄勝石皿の「保温・保冷性」を実証するため、宮城県産業技術総合センターのご協力をいただき、サーモグラフィで雄勝石皿と一般的な磁器の皿の温度変化の計測を行うことで、2種類の材質の皿の保温・保冷性の比較実験を行いました。
雄勝石皿と磁器皿の温度変化計測
この実験により、雄勝石皿は、保温性と保冷性に優れている素材であることが立証されました。
測定概要
実施日:平成28年1月22日
計測装置:顕微鏡機能付きサーモグラフィ
測定状況:図1の様に2種類の皿を並べて、サーモグラフィで上から計測
設置状況
図2の様に床面と計測対象皿の間に厚さ30mmの断熱材を挟み、床面の放熱の影響を抑え、測定対象皿が雰囲気環境から放熱する様子が計測できるようにした。
製品についてのお問い合わせ
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お電話でのお問合せ:0225-57-2632
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